照明機材について

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照明機材について

JCN 目白スタジオレンタル可能な照明機材についての簡単な説明です。
スタジオが違えば状況も違うと思いますので、参考程度になれば幸いです。
名称等は会社、スタジオによって異なる場合もありますのでご注意ください。

・光源の種類:
 照明に使われる光源は大きく二つに分けられます。
 ・LED: 2023年現在で、主流となった光源です。
  JCN 目白スタジオでレンタル可能な照明機材はごく一部を除いて
  LEDライトとなります。
  タングステンと同じ電力で比べた場合、明るい、発熱が低い、制御が
  容易、何よりも半永久的に消耗しないという利点があります。
  半面、総重量が重い、光源としての品質が低い、ある程度以上の出力が
  物理的に達成できていない等の欠点があります。
  現時点では欠点を上回る利点の為、LED照明が圧倒的大多数となります。

 ・タングステン
  大まかに言って電球です。
  以前は照明機材の主力でしたが、現在はある程度以上の規模以外
  ではほとんど見かけなくなりました。
  消耗が激しい、電球が高価、消費電力の大きい、制御の難しさ等
  からほぼ使われいない状態ですが、コンセントに刺せば点灯する
  壊れてもその場で応急処理が不可能では無い等の利点もあります。

 ・蛍光灯:ほぼ製造、販売などが終了している状況です。
  JCN 目白スタジオでは作業用の常夜灯でのみ存在しています。

・LED照明機材の種類
 照明機材の発光面により大まかに以下のように分かれます。
 ・スポットライト
  発光面が点の比較的小さい照明機材となります。
  殆どの照明機材に、発光面の前に様々なオプションが装着可能です。
  また、マウントが同じであれば他社のオプションが装着可能です。
  フレネル
  バンドア
  ライトボックス 等々

 ・パネルライト
  発光面が正方形、長方形の比較的大きな照明機材となります。
  ソフトボックス等が付けれる場合があります。
  殆どの場合が、機材専用のオプションで使いまわしができません。

 ・シートライト
  発光面が正方形、長方形の形状ですが、素材が柔軟である程度湾曲させて
  使用が可能な照明機材です。
  また、極めて薄く、軽いことが多いため天井や壁に貼り付けたり
  撮影美術品の中や車の中等、通常のライトが使用できない場所での使用も可能です。

 ・LED蛍光管・チューブライト・ネオンライト
色々な呼称がありますが、蛍光灯の形状をした照明機材になります。
  元は蛍光管を使用していた撮影機材の代わりになるものでした。
  蛍光灯のサイズを踏襲したものが多いのですが多少ばらつきがあります。
  長さは1m程度が多く、2.4m程度の長さまであります。
  40W系、110W系の蛍光管サイズを元にしていると思われます。

・LED照明機材の色
 ・単色
  デイライト、タングステン等、色温度が決まっていて変更が出来ないタイプの物になります。
  色温度の変更が出来ない代わりに高出力の物が多いです。
  タングステン:電球(色温度3200K)
  デイライト::太陽光(色温度5500K)

 ・バイカラー
  デイライトからタングステン程度までの色温度が変更できるタイプの物です。
  色温度が変更できる代わりに、単色の物より出力が低いものが多いです。

 ・フルカラー
  フルカラーで、どんな色でも出力可能です。
  単色、バイカラよりも出力が低くなります。

・出力・明るさ
 ・LEDライトの出力はW(ワット)数で示されることが大多数です。
  ただしLEDの発光素子は同じワット数でも、素子のグレード、開発時期等により明るさが異なります。
  最上位機種等は光の品質が良い代わりに単純な明るさは数値上劣ることもあります。
  また、一般的には同じ製品であれば同じ明るさですが、昔開発された300WLEDよりも最近開発された200WLEDの方が数値上明るいことがあります。

  なお、一般的には出力は照明機材の総出力を示すため、単色以外のLEDライトは考え方が異なります。
  例えば、デイライト単色の300Wは、総出力300Wですが、フルカラーのの300Wは各色(RGBW等)の合計が300Wとなりますので
  デイライトのみの明るさを比べると、圧倒的に単色の照明機材が明るいことになります。

  あまり極端な選択をしなければ問題にはなりませんが、LED照明は比較的簡単に調光ができますので必要な出力より若干大き目な出力を選択して調光して使用することをお勧めします。

・電源
 ・100V電源(コンセント)
  家庭用100Vでコンセントの最大値である1500W以下の物が主流です。
  かなり大型なものでもC-30程度のコンセントで使用可能です。
  スポットライト、パネルライト等はこのタイプが基本です。
  オプション等で外部バッテリーで動作するものもあります。

 ・内蔵バッテリー
  小型のパネルライト、チューブライト等に多く採用されています。
  最大出力で使用した場合は01時間程度しか使用できない場合が多いですが
  撮影美術等に仕込んで使う場合には大変重宝します。

 ・外部バッテリー
  オプションで、Vマウントバッテリー等で使用できる場合があります。

・製造メーカ
 JCN 目白スタジオでレンタル中の機材は主に以下のメーカーの製品となります。
 ・Aputure
 ・ASTERA
 ・FalconEyes